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2006年 06月 16日
16 June 2006 / Peter, Stuart, Jolyon - send in your invoice
[原文] 2006年6月16日の公式サイトの日記。
Peter, Stuart, Jolyon - send in your invoice
セッションに参加したミュージシャン達に向けて請求書を送るよう求める、ほとんど私信のような日記。気になる「one of Rachel's tracks I am going to put on the new Who album」の部分については、Peteはブログのコメント(現在は削除)でRachelが作曲、Peteが作詞した曲だと説明しています。


Peter HuntingdonとStuart Ross(写真の2人)とJolyon DixonはThe Whoのニューアルバムに入れる予定のRachelの曲のひとつで演奏している。よって君たち3人は追加のギャラを受け取る権利がある。EelpieのJulietに詳細を問い合わせてほしい。

# by yukie909 | 2006-06-16 15:17 | diary
2006年 06月 16日
16 June 2006 / Ready to Roll, Wobble, Slip, Slide and Collapse.
[原文] 2006年6月16日の公式サイトの日記。
Ready to Roll, Wobble, Slip, Slide and Collapse.
6/17に行われるリーズ大学でのライブに向けての気持ちを綴った日記。Jack Blackが読んだら喜ぶのではないでしょうか。


失礼、ロックする準備OKだと書くつもりだった。(※日記タイトルの『ロールして、よろめいて、滑って、倒れて、崩れ落ちる準備OK』を受けて)The Whoでライブしている時、「スクール・オブ・ロック」(※2004年公開の映画。詳しい内容はこちらのJack Blackのような気分になる瞬間が何度もある。彼は私の数々の動きのパロディーを鮮やかに決めて見せていた。特にそう強く感じるのは「Won't Get Fooled Again」の中間部分でAC/DCっぽい16分音符の連続を爪弾いている時だ。そこに足されるべきはJack Blackのようなひたむきさだ……いや、映画に登場する女の子達を足してくれと言いたい訳じゃない。だが我々のテスト・ウェブキャストで、シャツを着ていない男がいた。その男Rabbitは撮影をしていることすら知らなかったようだった。きっと彼は鍵盤の中で完全に自分ひとりの世界に住んでいるに違いない。上半身裸の彼はかなり怖かった。TVスクリーンに映った彼の姿が素晴らしく格好いいのを目にして、私は呆然とした。

リハーサルは終了し、機材は現在Leedsに運ばれている。今回、車の一団が高速のM1道路を飛ばしているが、そのうちの4台は新しいものだ。「In The Attic」の為のRachelのエアストリーム・スタジオ、サテライト・トラック(正確に言えば後ろにスタンド型パラボラアンテナを積んだレンタカーの白いバン)、量産車(大きなキャンパー・バス)、私のお馴染みのエアストリーム・バス。先に言っておくが私はこのバスでファンをもてなす予定はない。プライベートな楽屋として使うつもりだ。ベルを鳴らした人は古くなったフライドチキンを投げつけられるかもしれない。

リーズ公演は必ずエキサイティングなものになるだろう。そして心に残るノスタルジックな日になるはずだ。私の友人Robin DenselowはBBCの番組「Newsnight」の特派員だが、今イラクで起こっている争いについてレポートしたすぐ後にロックとポップの世界に戻る予定だ。彼はリーズ大学のブルー・プラーク
(※社会や文化に貢献した歴史的有名人が住んでいた家や場所を記念して埋め込まれる円盤状のプレート)の除幕式の報道をする為にやってくる。English Heritageが同大学の建物を「LIVE AT LEEDS」がレコーディングされた場所としてプレート設置を認めたのだ。彼はまた我々のウェブキャスティングについても取材する。Andy Kershawも来る予定だ。彼はかつてリーズ大学の学生であり、現在はラジオ業界で働いているが、特にワールドミュージックについて幅広い知識を持っているので、彼の番組はどれも面白い。彼はこの土曜にThe Whoがリーズ大学で再びライブを行うことについて、本当に力になってくれた。また、私の古い友人であるSir Peter Blakeも来てくれる。彼は私が10代の頃心酔していたポップ・アーティストで、メンバーの顔が並んでいるThe Whoの1981年のLP、「FACE DANCES」のジャケットのデザイン監修をしてくれた。1970年のライブでThe WhoをブッキングしてくれたPeter Smithも勿論見に来る。沢山のやるべきことがあり、沢山の会うべき人がいる。

今回の我々の公演は今や伝説的になっている1970年のライブに匹敵するものには決してならないだろう。あのライブは長く素晴らしいUSツアーの終盤に行われ、たった4人であるオリジナル・メンバーが揃っており、皆明らかに頭がおかしかったが息がぴたりと合っていて、力強く、強烈なステージだった。今夜はきついスケジュールでリハーサルをこなした後のはじめてのライブで、仮にグラストンベリーでファイナルを迎えたいという私の願いが叶ったとすれば1年ほども続くツアーのキックオフとなる。よって見る価値のあるライブとなるはずだ。我々はそれまでには調子を上げておかなくてはならない。

今夜のライブはSpitfire Films社によりハイ・ディフィニション
(※高解像度な映像の規格)で撮影される。もしこれ以上の伝説が作られるとすれば、それは素晴らしいWhoのレコードを称える為だけではなく、「新進ミュージシャン達を支援する」というイギリスの大学が持つ素晴らしい伝統がリーズ大学の講堂で行われたことを称える為に、我々皆が36年後に再び集まったことを指すのではないかと思う。我々は1970年のリーズ大学の奴らに大いに借りがある。そしてMose Allison(※LIVE AT LEEDSに収録されているYoung Man Bluesの原曲の作者)にも……。

# by yukie909 | 2006-06-16 15:16 | diary
2006年 06月 16日
16 June 2006 / Leeds Jumping Bean
[原文] 2006年6月16日の公式サイトの日記。
Leeds Jumping Bean
70年代に撮影された、ジャンプしているPeteの写真を元にクイズのような形でブログへのコメントを募っています。このすぐ後にPeteが性描写を含む短編を載せたことが問題視され、ブログは再び閉鎖状態になりました。
なお、タイトルになっている「ジャンピング・ビーン」とは光をあてると飛び跳ねるアメリカ産の豆で、中に入っている蛾の幼虫が熱や明かりの刺激に反応して動く、という仕組みのもののようです。


16 June 2006 / Leeds Jumping Bean_a0062503_151558.jpg1970年のリーズ大学公演の頃は、私はライブでハイジャンプをするのが常だった。この写真はそれより少し後の時期のもので、私は重いレスポールを手にしている。この写真が撮影された時に私がどれだけ高く跳んでいたか、この写真から科学的に解明してくれる探偵はどこかにいないだろうか?答えがわかった人はブログに答えを書き込んでほしい。

# by yukie909 | 2006-06-16 01:23 | diary
2006年 06月 14日
14 June 2006 / Another Day of rehearsal
[原文] 2006年6月14日の公式サイトの日記。
Another Day of rehearsal
連日のリハーサルはうまく進んでいるようです。後半は2005年9月11日のdiaryの文章がほとんどそのまま使われています。(Dr Vint Cerfの言葉の翻訳はこれで正しいのかちょっと自信がありません)


リハーサルの調子はますます良くなっている。今週の土曜、Leeds大学にかかっている蜘蛛の巣を一掃する時が楽しみだ。我々は他の数々の曲とともに「Wire & Glass」を演奏する予定だ。この曲はDr Vint Cerf(彼は1970年に、コンピュータとネットによるデータ通信の真の力をついに解き放ったプロトコル・コードであるTCP/IPの誕生に尽力した人物だ)に捧げられている。

「もし貴方が、インターネット上で見られるものが良いものばかりであるというだけで『インターネットは良いものだ』などという浮世離れした考えを持っていたとしたら、それは誤りだ」
「インターネットは我々の社会を映すものだ。我々の目に映るものを反射する鏡だ」「もし我々がその鏡に映るものを気に入らないとしたら、鏡を直すのではなく、社会そのものを直さなくてはならない」
(2004年1月 Dr Vint CerfがBBCで語った言葉)


# by yukie909 | 2006-06-14 14:33 | diary
2006年 06月 13日
13 June 2006 / Wire & Glass in rehearsal
[原文] 2006年6月13日の公式サイトの日記。
Wire & Glass in rehearsal
新しいミニオペラ「Wire & Glass」をセットリストに組み込むことについての期待と不安。ヨーロッパツアーでは結局ツアー初期の3日間のみ演奏され、以降はセットから消えてしまいました。


「Wire & Glass」のリハーサルをしている。素晴らしい仕上がりだ。新しい曲というのを長い間全く演っていなかったから変な気分だが、同時に馴染みのある気分でもある。聞きたがってくれているのか全くわからない観客達の前で新しい曲を演奏する気持ちがどんなものか覚えている。これは短い曲の集まりで構成される11分の長さのもので、ライブで通して演奏する予定だが、もし観客が曲に集中できなかったとしてもその間にすてきなツアーグッズを買いにいくことができるだろう。

# by yukie909 | 2006-06-13 11:44 | diary