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2006年 05月 26日
26 May 2006 / We've finished recording
[原文] 2006年5月26日の公式サイトの日記。
We've finished recording
アルバムのレコーディングが無事終了。予定通りにいけばPeteは6/18~6/24にかけてミキシングの作業に入ります。


本日(※5/26)、レコーディングが終了した。RogerはEel PieのOceanic StudiosでBilly NichollsとBob Priddenとともにヴォーカル録りを済ませた。Rachelと私は私のホームスタジオでアルバムに収録されるミニ・オペラの曲のひとつである「Trilby's Piano」用に弦楽四重奏をレコーディングした。

この後は1~2週間かけてミキシングを完成させる。レコーディングが終わったのはとても良い気分だ。ミキシングの段階でいくつかの細かい作業が必要になるかもしれないが、ともかく99%が終了した。

ミキシング後に全てがうまくまとまることを願っている。アルバム制作というのは油断ならないものだ。時にはアルバムに相応しくないと思われる曲を省かなければならないこともある。テーマに合わなかったという場合や、あまりに高慢すぎたり、粗雑すぎたり、簡素すぎたり、地味すぎたり、趣が違いすぎたりする場合がそうだ。

Rogerは最近受けたインタビューで私が作った「迫力のある曲」を歌うのが好きだと言っている。そうは言っても、多数の曲を作ってしかるべき形に並べようとすれば、迫力に欠けた曲、個性のない曲、独自のムードを持たない曲、純粋に次に来る曲の前置きとして存在する曲なども必要となるものだ。

今日行った弦楽器のレコーディングはとても楽しい時間だった。「Trilby's Piano」用に私がSibelius
(※英国で開発された楽譜作成ソフトウェア)でひたすらストリングスの編成を打ち込み、大体35ストリングスでのスコアを書きあげた。Rachelがそれを弦楽四重奏用に再アレンジし、オーバーダブを加え、今日私のホームスタジオで子犬たちが駆け回る中、我々はステレオのリボンマイク1本でレコーディングを終えた。Rachelはこの手のことにはかなり上品な感覚を持っていて、全てを控えめな音に仕上げた。(※?transparentという語句の解釈に確信が持てませんでした。Peteはこのアルバムについて再三シンプルに仕上げると言っているので、わざとらしくない、仰々しくないという意味に受け取りましたが、正しいかはわかりません)「In The Attic」にも出演しているBrian Beaverがビデオを撮影したので、Rachelが次回の番組で放映するかもしれない。

by yukie909 | 2006-05-26 12:53 | diary


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