2007年 02月 19日
Peteの公式サイトが再び休止状態になりました。 現在、同サイト内のページへのリンクは全て新しいブログにリダイレクトされます。 pete townshend - (who he?) Peteが現在執筆中の自伝の抜粋を掲載する為に開設された場所のようですが、2/18付で2件アップされた最初の記事には自伝のことについては何も触れておらず、通常の日記と「ATTIC JAM」の宣伝になっています。今後このブログがどう進んでいくか、また公式サイトがどうなるのか、要注目と言えます。 #
by yukie909
| 2007-02-19 12:53
| non-Pete
2007年 02月 19日
[原文] 2007年2月19日のブログのポスト。 What Am I Doing Here? (コメント不可) Pitch (コメント可) このブログが開設された経緯を説明しています。「The Boy Who Heard Music」の連載がうまくいったので、今度は自伝でも同じことを試みるということのようです。 1995年、私は自伝を書こうと決めた。1996年にはEd Victorに交渉を頼んでLittle Brown & Co社のMichael Pietschと契約を交わした。素晴らしい話だったし、個人的に仕事を依頼していた編集者Robert McCrumに任せていたので安心していた。彼は私がFaber & Faber社で数年間顧問編集者として働いていた時に私の編集主任(事実上私の先輩だった)を勤めてくれ、私の本「Horse's Neck」の編集をした時には 何フィートの高さにもなる原稿の山を簡潔にまとめてき濃縮された短編集を作り上げてくれた。1997年、Michael Pietschとはこの計画についての考え方が私とずれていることがわかってきて、支払済みの前金を払い戻して他に契約を結ぶ前に本を完成させようと決断した。Ed Victorは他の編集者Philippa Harrisonと共に編集者の協会を設立していた。Philippaは偶然にもLittle Brown & Co社の設立にも貢献していた女性で、Edは彼女に私の小説が一章分書きあがり次第編集するように頼んだ。彼女は2003年の夏までその作業をしてくれたが、私はそれから「The Boy Who Heard Music」の小説を完成させることに集中するようになった。2005年の初めになってからまた自伝の執筆を再開し、3ヶ月ほど書き進めた。電気会社のSamsungがサポートする「Four Seasons of Hope」チャリティ活動に協力する為、Roger Daltreyと共にニューヨークに旅立ってコンサートを行うという出来事に邪魔されなければ、今までずっと書き続けていられただろう。 そのニューヨーク訪問の際、Rogerが昔のマンハッタン銀行をバンケットホールに改装した会場でステージに座り、最後の曲として私がThe Whoの為に書いた曲「Real Good Looking Boy」を歌っている姿を私はじっと見ていた。彼はギター1本を手に、たった一人で目を閉じてその曲を歌い、彼の昔から変わらないやり方で私の曲に命を吹き込んだだけでなく、完全に彼自身の曲にしてしまっていた。その時私は、The Who、つまり我々2人が、また新たになかなかの出来のアルバムを作ることができると確信した。それからおよそ8ヶ月の間、私は我々の新しいアルバム「ENDLESS WIRE」の為の曲作りに没頭した。 2005年9月、私はそれまで「The Boy Who Heard Music」を演劇や映画、バレエの形にしようと苦労していたが、あまり深刻に考え過ぎないようにしていこうと考え、ブログを使って連載の形で発表することにした。週1回の連載を2006年2月25日まで続け、その全ての過程が沢山の励ましと刺激に満ちたものだと感じた。その間にもらった読者達からの書き込みはとても重要なもので、私は連載している途中で作品に大きな変更を加えた。 自分の自伝でも同じようなことを試みようと考えている。近々この場所で、私の個人的な思い出を記した「Pete Townshend (who he?)」の抜粋の連載をスタートする。前編では子供時代から1968年のロンドンでの「TOMMY」記者会見(※1969年のタイプミス?ブログ上部の説明文にはBook One - 1945-1969と書かれています)までを取り上げる。また必要だと思った時には、その先から最近までの私の人生とキャリアに関する章からの抜粋も不定期で載せていくつもりだ。 全体の骨格の部分は既に完成し、取材や調査も全て進んでいる。しかし、私は今もなお創造的な、またプロ意識に溢れた毎日を過ごしている為、きっぱりと書くのをやめない限り永遠に現在の部分までたどりつくことができない。書き進めている所なのにきっぱりと書くのをやめなければならないというのは、矛盾に満ちている。よって永遠に書き続けるよりは発表しようと思う。 (※以下、コメント不可のブログにのみ後から追加された文章) 2月25日(日)にプロローグを掲載する。2006年に「The Boy Who Heard Music」の最後のポストをしたのとちょうど同じ日だ。心の準備をしておいてほしい。私の準備は万全だ。 #
by yukie909
| 2007-02-19 10:47
| Memoirs
2007年 02月 18日
[原文] 2007年2月18日のブログのポスト。 Arrival 「回想録の抜粋、時々フィクションも含む最近のことを載せる」為に開設されたという新ブログ「pete townshend - (who he?)」への第1回書き込み。今後はここに日記掲載の場所を移すことになるのかもしれません。ブログは現在少しずつカスタマイズ中で、当初空白だったプロフィールもアップされています。 今は日曜の午後だ。昨夜ニューヨークに到着した。準備は万全だ。The Whoとしてアメリカ全体を回る5週間のロードワークが目前に迫っている。その中にはメキシコシティでの初ライブ、オースティンで開催されるSxSW(※South By Southwest、米国の大規模な音楽イベント。2007年は3/14~18に開催予定)へのメイン講演者としての参加も含まれる。そう、私はそこで話す内容について既に考えてある。だがステージに立つまでそれについて触れるのはやめておこう。 荷造りがまだ途中だった水曜日、午後3時頃に突然気がついたのは、今すぐに車に飛び乗って走り出さなければ「QUADROPHENIA」の舞台作品の第1回ワークショップを見逃してしまうということだった。Tom Critchleyが演出し、ウェールズ王立音楽演劇学院が出演する短い舞台がカーディフで上演中で、昨夜が終了日だった。私は衝動的に高速道路M4を西へとひた走り、3時間後には舞台を見ていた。 素晴らしい幕開けだった。この舞台の予算がいくらだったかを聞いて決まりの悪い思いで一杯になった。数年前に私がロンドンのBush Hallで行った音楽のワークショップで、簡単な1曲を作るのに使ったのよりもかなり少ない額だったからだ。カーディフでの公演は第1幕と第2幕からなる伝統的な形だったので私はとても嬉しくなった。「QUADROPHENIA」が舞台化した際に何があったとしても、ぜひ伝統ある劇場でも上演してもらいたいと切望している。劇では若く、生き生きとした仲間たちと、管弦楽を含んだ素晴らしいバンドが出演していた。音楽ディレクターとオーケストラ編曲を担当したのはJohn O'Haraで、微妙なニュアンスを忠実に表現してくれており、私はこの作品がとても気に入った。振り付け、舞台デザイン、照明も全て見事だった。劇中では素晴らしい瞬間が何度かあったが、今後すぐに作品のレベルが上がっていくという大きな期待を込めて、あまり褒め過ぎないようにしておこうと思う。ぜひ言っておきたいのは、誰もが作品に大いなる情熱、才能、エネルギー、そして感嘆を注ぎ込んでおり、私などまだまだだと感じたということだ。 舞台の写真はkirstensphotosで多数見ることができる。 (※舞台についての参考記事はこちら) #
by yukie909
| 2007-02-18 15:14
| blog
2007年 02月 18日
[原文] 2007年2月18日のブログのポスト。 Attic Jam - iTunes 2/12にiTunes Music Store限定で発売されたアルバム「ATTIC JAM」の宣伝です。 (※この部分のみ2/28に新しく追記されました) Rachelと私が行っているライブとウェブキャストは現在では活動の目玉となっている。私達はライブやウェブキャストをするのも、アーティスト達と会うのも、彼等と演奏するのも、私達のヴォーカルの響きもどれも好きだ。ライブ(Attic Jam)では私達は初対面の人々とかなり親しく会うことを楽しんでいる。その「ミート&グリート」の機会の逃してしまった人々の為に、次回のイベントでは多分特別なチケットを発売するよりも抽選を行う形を取るつもりだ。もし私達のしていることを気に入ってくれるなら、iTunesから「ATTIC JAM」をダウンロードするという方法で私達や無料でライブに登場してくれたアーティスト達を支援してほしい。その売上と私がThe Whoとしてステージに立つ報酬が、家賃とスタッフの日当を払う助けになる。もし既にこの素晴らしいアルバムを買ってくれていたとしたら、ありがとう。 (ここから下が2/18にアップされた分です) このリンク先を訪ねて、この度新しくリリースされた「ATTIC JAM」をアルバム全体か曲単位で買ってほしい。 Attic jam on iTunes アルバムの形で買ってくれた人には、1966年のThe Whoの最初のミニオペラ曲、「A Quick One While He's Away」を私がソロで演奏しているボーナストラックが付いてくる。収録された曲は、2006年の6~7月のヨーロッパ・ツアーの間に行われたウェブキャストで、我々がスタジオ及び拠点として使っていたエアストリーム・トレーラーの中でレコーディングされた。もしその時の曲をまだ聞いたことがなければぜひ聞いてみてほしい。アンプラグドで、アーティストとの距離が近く、親密な雰囲気とリアルな存在感……これこそ私が新旧の友人達と共に演奏する時に望んでいる形だ。(※以下、収録曲を演奏したアーティスト達の公式サイトが羅列されていますが、ここでは省略します) #
by yukie909
| 2007-02-18 11:19
| blog
2007年 02月 17日
休止中だったPeteのサイトが再び見られるようになりました。 全体のデザインはほとんど変わらず、ダイアリーも休止する前と同じ状態でそのまま残っていますが、URLが全て変更されています。当ブログの各記事の原文リンクも順次貼り直していく予定です。 #
by yukie909
| 2007-02-17 11:32
| non-Pete
|
アバウト
Things He Said Todayについて
ピートの考えが伝わってくる文章を翻訳しています。現在のところは過去の日記を訳した文章のアーカイブが中心となっています。
翻訳のプロでもなんでもない、そこらへんにいるただのザ・フーファンが英辞郎とGoogle等を頼りにちくちくと訳しているだけなので、「ここに載っている訳文=ピートの言いたいこと」と思い込むのは大変危険です。一つの参考としてどうぞ。以下備考など。 ★最初に必ず原文へのリンクを明記しています。(ただし、現在はそのほとんどがアクセス不能となっています) ★青い文字の部分が訳文です。文中に黒い文字で(※○○)とあるのは、原文にない説明をこちらで付け加えたものです。 ★意味がよくわからなかった部分はとにかく無理やり訳した上で「(?)」をつけています。 ★あとから読み直して変えたくなった部分はばんばん修正します。 ★ずっと人名やバンド名を英語で表記してきましたが途中からカタカナ表記に変えました。過去の分まで遡って直すのはもう諦めたので統一されていないのは大目に見て下さい。 (姉妹サイト) WHO's Generation カテゴリ
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