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2006年 12月 04日
4 December 2006 / Zak and the Revision of History
[原文] 2006年12月4日の公式サイトの日記。
Zak and the Revision of History
何度もPeteが繰り返してきた「ZakがOasisのサポートをした為にThe Whoの仕事が遅れた」件について、改めて「Zakは2005年にThe Whoと仕事をする態勢を整えてくれていたのに、自分の準備ができていなかった(だからZakは悪くない)」と断言しています。また、ZakにオファーのあったThe Whoの正式メンバーの座は、Zak自身が望んでいないということです。
中盤に「2007年秋まで続く予定だったツアーが7月で終わりそうだ」「その結果、計画していた日本とオーストラリアでの公演が先送りになるかもしれない」という、日本のファンには悪いニュースとなる文章があります。


Zakがボストンで私の元を訪れ、ボストンの新聞に私の言葉が掲載されてからThe Whoのファンが彼に対して腹を立てているようだと告げた。その内容とは「2005年にZakがOasisのサポートをしたことにより、Rogerと私は2006年の春までレコーディングの計画を進めるのを延期せざるを得なかった」というものだ。「2004年末にアルバムをリリースし、2005年にツアーを行う」と発表していたのに実際にこれほど遅れた理由として、曲のイメージが私の元へとやってくるのがゆっくりだったという事実もあったということを、私は他のインタビューではっきりさせておくべきだったと考えている。

Zakは2005年初めに何曲か聞かせてほしいと頼んできており、私はまだ自分で納得のいっていない曲を彼に聞かせるのは不安だった。彼がOasisとの仕事を引き受けた時、それはRogerと私にとって決して良いニュースではなかったが、新曲の用意もないのにZakに「確かなことは決まっていないがこれからの時間を我々に預けてくれ」と言う訳にもいかなかった。その時我々は彼のOasisのサポートドラマーとしての前途を祝福し、彼がOasisとの仕事を終える前にツアーを始めなければならなくなったとしたら違うドラマーを頼む必要があるかもしれないと考えた。

最終的には全てはうまく運んだ。OasisはZakをドラマーに据えて長いツアーを行い、私は今年の夏までThe Whoの新作用の曲作りに打ち込む時間を取ることができた。Zakと私がもっとスタジオで仕事する時間があれば良かったのだが、我々はツアーでずっと一緒に過ごしており、ツアーこそZakがThe Whoを照らす灯台の明かりのように輝く場所となっている。

ZakほどThe Whoのドラマーの座を立派に務められる人間は他に誰もいない。彼がThe Whoと過ごした長い歴史(まだ若く、Keith Moonの一ファンだった頃から彼は常にそこにいた)とBeatlesのメンバーの息子としての経験によって、彼はThe Whoとの仕事を堂々たる態度でこなす為の資質や落ち着き、説得力を得ている。

The Whoのファンは新作のリリースの遅れを責める相手を探すべきではない……特にZakを責めないでほしい。The Whoが彼の時間に機能している限りは、Zakは持てる時間全てをThe Whoに費やしてくれるだろう。我々はコンスタントにツアーを行うバンドだったことはなく、特にJohn Entwistleが欲求不満を起こして結局自分のバンドで色々とツアーを回るようになってしまったようなバンドだ。

今回のツアーは2007年秋まで続けるつもりだったが、7月に終了しそうな雰囲気になってきた。それにより、予定されていた日本とオーストラリアでのライブもしばらく先送りになるかもしれない。その結果の一つとして、Zakは来年の終わりに再びOasisの為にスティックを持つことになるかもしれないと私は考えている。今回のツアーでZakが我々とステージに上がっているのをNoelとLiamが応援してくれているように、もしZakがOasisとツアーに出るとしたら、Rogerと私は快く送り出すだろう。我々は皆友人だ。人生は短いのだからくだらない仕返しをする暇はないし、Zakは申し訳なく思うことなど何もない。彼は2005年初めに我々と仕事をする態勢ができていたのに、私の方の準備ができていなかったのだ。

この先7ヶ月間、Zakと一緒にライブができることを楽しみにしている。彼は本当によい演奏をしていて、バンド全体が申し分のない状態になっている。

些細なことをひとつ。私の最近の日記にZakをThe Whoの正式メンバーとして迎え入れたいと書いてあるのに気づいた人もいるだろう。彼にとってそれは必要としていることでも、そうなりたいと望んでいることでもない。ただこの素晴らしいミュージシャンに対して扉はいつでも開かれているとだけ言っておこう。そして我々は可能な時はいつでも、将来ZakがThe Whoと活動できるよう常に努めようと思う。

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by yukie909 | 2006-12-04 01:09 | diary