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2007年 02月 18日
18 February 2007 / Arrival
[原文] 2007年2月18日のブログのポスト。
Arrival
「回想録の抜粋、時々フィクションも含む最近のことを載せる」為に開設されたという新ブログ「pete townshend - (who he?)」への第1回書き込み。今後はここに日記掲載の場所を移すことになるのかもしれません。ブログは現在少しずつカスタマイズ中で、当初空白だったプロフィールもアップされています。


今は日曜の午後だ。昨夜ニューヨークに到着した。準備は万全だ。The Whoとしてアメリカ全体を回る5週間のロードワークが目前に迫っている。その中にはメキシコシティでの初ライブ、オースティンで開催されるSxSW(※South By Southwest、米国の大規模な音楽イベント。2007年は3/14~18に開催予定)へのメイン講演者としての参加も含まれる。そう、私はそこで話す内容について既に考えてある。だがステージに立つまでそれについて触れるのはやめておこう。

荷造りがまだ途中だった水曜日、午後3時頃に突然気がついたのは、今すぐに車に飛び乗って走り出さなければ「QUADROPHENIA」の舞台作品の第1回ワークショップを見逃してしまうということだった。Tom Critchleyが演出し、ウェールズ王立音楽演劇学院が出演する短い舞台がカーディフで上演中で、昨夜が終了日だった。私は衝動的に高速道路M4を西へとひた走り、3時間後には舞台を見ていた。

素晴らしい幕開けだった。この舞台の予算がいくらだったかを聞いて決まりの悪い思いで一杯になった。数年前に私がロンドンのBush Hallで行った音楽のワークショップで、簡単な1曲を作るのに使ったのよりもかなり少ない額だったからだ。カーディフでの公演は第1幕と第2幕からなる伝統的な形だったので私はとても嬉しくなった。「QUADROPHENIA」が舞台化した際に何があったとしても、ぜひ伝統ある劇場でも上演してもらいたいと切望している。劇では若く、生き生きとした仲間たちと、管弦楽を含んだ素晴らしいバンドが出演していた。音楽ディレクターとオーケストラ編曲を担当したのはJohn O'Haraで、微妙なニュアンスを忠実に表現してくれており、私はこの作品がとても気に入った。振り付け、舞台デザイン、照明も全て見事だった。劇中では素晴らしい瞬間が何度かあったが、今後すぐに作品のレベルが上がっていくという大きな期待を込めて、あまり褒め過ぎないようにしておこうと思う。ぜひ言っておきたいのは、誰もが作品に大いなる情熱、才能、エネルギー、そして感嘆を注ぎ込んでおり、私などまだまだだと感じたということだ。

舞台の写真はkirstensphotosで多数見ることができる。

(※舞台についての参考記事はこちら
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by yukie909 | 2007-02-18 15:14 | blog
2007年 02月 18日
18 February 2007 / Attic Jam - iTunes
[原文] 2007年2月18日のブログのポスト。
Attic Jam - iTunes
2/12にiTunes Music Store限定で発売されたアルバム「ATTIC JAM」の宣伝です。


(※この部分のみ2/28に新しく追記されました)
Rachelと私が行っているライブとウェブキャストは現在では活動の目玉となっている。私達はライブやウェブキャストをするのも、アーティスト達と会うのも、彼等と演奏するのも、私達のヴォーカルの響きもどれも好きだ。ライブ(Attic Jam)では私達は初対面の人々とかなり親しく会うことを楽しんでいる。その「ミート&グリート」の機会の逃してしまった人々の為に、次回のイベントでは多分特別なチケットを発売するよりも抽選を行う形を取るつもりだ。もし私達のしていることを気に入ってくれるなら、iTunesから「ATTIC JAM」をダウンロードするという方法で私達や無料でライブに登場してくれたアーティスト達を支援してほしい。その売上と私がThe Whoとしてステージに立つ報酬が、家賃とスタッフの日当を払う助けになる。もし既にこの素晴らしいアルバムを買ってくれていたとしたら、ありがとう。

(ここから下が2/18にアップされた分です)
このリンク先を訪ねて、この度新しくリリースされた「ATTIC JAM」をアルバム全体か曲単位で買ってほしい。
Attic jam on iTunes
アルバムの形で買ってくれた人には、1966年のThe Whoの最初のミニオペラ曲、「A Quick One While He's Away」を私がソロで演奏しているボーナストラックが付いてくる。収録された曲は、2006年の6~7月のヨーロッパ・ツアーの間に行われたウェブキャストで、我々がスタジオ及び拠点として使っていたエアストリーム・トレーラーの中でレコーディングされた。もしその時の曲をまだ聞いたことがなければぜひ聞いてみてほしい。アンプラグドで、アーティストとの距離が近く、親密な雰囲気とリアルな存在感……これこそ私が新旧の友人達と共に演奏する時に望んでいる形だ。
(※以下、収録曲を演奏したアーティスト達の公式サイトが羅列されていますが、ここでは省略します)
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by yukie909 | 2007-02-18 11:19 | blog
2006年 06月 16日
June 2006 / Blog comment
[原文] 2006年6月16日~19日頃のブログのコメント。
comment (削除済のため、リンクなし)
6/16付のdiaryをアップした後、The WhoのアルバムにRachelの曲が入るということに対してPeteのブログのコメント欄でもファンの間で様々な意見交換がされたようで、それに対してPeteが自らコメントをしています。曲の生まれた経緯とともに、自分にとっていかにRachelの存在がプラスとなっているかを説明し、それでも線を引くべき部分は引いている、Rogerも彼女のことを歓迎していると語って、最後はGeorge Harrisonのアルバムタイトルと同じ言葉で締めています。


The WhoのアルバムにRachelの曲が入ることについてここで多くの意見が出ているようだ。この曲は彼女と私が50%ずつ分担して作ったものだ。 Rachelが曲を作り、私が歌詞を書いた。Rachelは数多くの曲を私と共作している。私が他の人とは、少なくとも顔をつき合わせては作りたいと思わなかった曲だ。どの曲も彼女がレコーディングしていたが、そのうちの何曲か、特に「In The Mix」はPete Townshendのソロ曲のような仕上がりで、自分ひとりで作ればよかったと思うようなものになった。

私はこれまでSpeedy KeaneやRoger Daltrey、Keith Moonなど、他の人々が作曲するのをサポートした。そしてDave Gilmourなど、他の人が作った曲に歌詞をつけた。アルバム「PSYCHODERELICT」の「Fake It」のようにグループで作った曲もある。

今回の件は、Rachelが私のスタジオでバンドと共にとても良い曲を生み出し、それが私の耳にはかなりThe Whoっぽいサウンドに聞こえたことから始まる。彼女が自分の曲「Just Breathe」の中に私の作った曲から「借用した」からだ。私はこの曲にヴォーカルを乗せてもいいかと頼んだ。それが良い結果を生み、粋な感じに仕上がった。他のどの曲よりも70年代終わりのThe Whoのクラシックのような音で、ドライブ向けの曲
(?)になった。Whoファンはきっと気に入ってくれるだろうと思う。

これには皮肉な面もある。この曲は多くを望み過ぎる女達に文句をいい、セックスを否定し、その重圧に直面して駄目になった男達を叱りつけるものだ。よってRachelは印税を手にすることはできるが、彼女の女友達の一部を困惑させてしまうかもしれない。

この曲においては、Rachelと私の関係は何よりもまず音楽的な共同作業を行う間柄だと言える。だがもし彼女が指を鳴らした時には私はいつでもパンツを下ろして彼女にこの自慢の体を預け、その為だけに彼女をツアーに連れて行くんじゃないかと君が思っているのだったら……それが正しい。

私は今の自分の現実に即して音楽活動を行っている。その現実とは、他の作曲者と共に一つ屋根の下暮らしているということだ。我々はお互いの仕事について頻繁に話し合う。しかしそれには例外もある。私がRogerに演奏して聞かせるまでは、Rachelは「WIRE & GLASS」の完成バージョンを聞いていなかった。それが彼に対する礼儀だと私には思えたからだ。だがスタジオが自宅にある為、作業中の曲については彼女も耳にしている。

音楽を一緒に作るということが、はじめてRachelと会うきっかけとなった。「LIFEHOUSE CHRONICLES」のオーケストラのアレンジを彼女に依頼した時のことだ。

私がこのブログで心からありがたいと思っているのは、私がこの曲をアルバムに入れることで彼女を表に出すんじゃないかと心配している人達が、彼女自身の音楽活動を評価してくれていることだ。本当にありがとう。だが既に被害は生じている。我々はこのツアーに一緒に関わることをお互いに決めた。もしRachelが私と共にツアーに来て、彼女の曲や我々の曲を演奏して、楽しくウェブキャストを行い、チャリティの為にお金を集めることができなかったとしたら、私はツアーに出るのはやめていただろう。
(※このあたり、訳が正しいかどうか自信がありません)The Whoのファン達はThe Whoのライブを見て、24年以上待った末に新しいアルバムを手にすることができる。私の人生にRachelが存在してくれたことが、私が新たにThe Whoとしてのクリエイティブな日々を送ることができるようになったことに深く関係しているというのはわかりきったことではないだろうか?

RogerはRachelのことを最初に快く迎えた人達のうちの1人だ。音楽活動をする上での良い方法を見つけること、そしてハッピーでいることについてRachelが私を支えているのを彼はわかってくれた。かつて私は、その2つは同時に成立し得ないもののように感じていた。だが今や、The Whoのリーズ公演とブライトン公演の2日間に私は80%の時間を笑顔で過ごしていたのだ。

私は幸せだ。もし君たちが他のやり方を私に求めているとしたら、我慢していてくれ。全てのものは移りゆく。
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by yukie909 | 2006-06-16 15:28 | blog
2006年 02月 18日
18 February 2006 / Provocation
[原文] 2006年2月18日のブログのポスト。
Provocation (削除済のため、リンクなし)
9月からずっと連載を続けてきた小説の最終章を掲載する際にアップされた文章。小説を連載して読者の生の反応を得るという計画を無事成し遂げ、読者達に感謝の言葉を伝えています。
2005年12月24日のdiaryで触れられていた「ツアー開始直前の6月にとても素晴らしい発表がある」との気になる記述は、Peteの次なるプロジェクト「METHOD」の正式スタートを意味していました。ファンが「Sitter」として参加して共に音楽を作り上げていくという壮大な計画です。
また、2002年および2004年のツアーではほぼ全ての公演のCDがリリースされていますが、2006~2007年ツアーではそれがDVDになるようです。


こちらが最終章だ。2005年9月に準備していたものと比べると短くなっている。毎週このブログが進むにつれてそのうちの大部分をカットしてきた。筋書きから考えうる微妙な差異のほとんど全てを読者達が分析してくれたし、コメントの中には素晴らしく創造的な文章も見られたからだ。私に残された仕事は物語を終わらせることだけだ。

その作業は終了した。

全ての章のコメント欄を閉じた。(もし物語に関する議論を続けたい人がいたら、きっと誰かがその為のフォーラムを作るだろう)www.petetownshend.comにブログ全体とほとんどのコメントを移行する3月4日まではこのポストにコメントしてもらうことが可能だ。

お楽しみはこれで終わらない。私はこの小説を最初のきっかけとして書いた。今全てが始まりつつある。

来週には皆が登場人物を整理できるように年表を、そして私がどのように物語を組み上げたか見てもらえるようにエーテルの家系図のような図解
(?)を発表する。

エピローグでは全ての読者達のリストを載せる。そして近いうちにその全員を新しい企画へ招待するつもりだ。新企画とは…「METHOD」と呼ばれるプロジェクトだ。

3月4日に「METHOD」の為のウェブサイトのベータ版を開設する。これはコンピュータ・プログラムで作られる音楽をメインとしたものだ。コンピュータが使用するデータは「シッター」との相互作用より提供される。このサイトは作曲家のLawrence Ballとソフトウェア開発者のDave Snowdon、そして少数のコンサルタントとアドバイザー達のチームによって作られている。いずれこのソフトウェアで生み出されたVictoriaの曲を聞くことになるだろう。最初に皆が聞く音楽は匿名の「シッター・イレブン」によるものとなる。私の共同の作曲者Lawrence Ballの手でどのように曲が出来上がっていくかのデモンストレーションも行われる予定だ。

では6月のニュースとは一体何か?Rachelが1年掛かりの「In The Attic」を近々始めて、私もそれに出演することを別にすれば…The Whoはヨーロッパを皮切りにツアーとそのウェブ放送をスタートし、全てのライブのDVDと新しいアルバムをリリースする。このブログに関係することでは、6月に正式な「METHOD」ウェブサイトがオープンし、本稼動する。私の誠実な、最愛の、大切な、そして今や離れ離れとなってしまったブロガー達には、もし彼等がそう願ってくれれば、最初に「シット」する者となってもらう。「METHOD」により生まれた音楽を集めたライブ
(※celebration concertとありますが、祝典のような感じ?楽曲完成のお祝い?よくわかりませんでした)が行われることがすぐにわかるだろう。私の物語で描かれたような出来事が起こらないことを願う。これはThe Whoのツアーが終わってから実現するだろう。

過去にブログ「The Boy Who Heard Music」にコメントをくれ、メールアドレスを明記してくれた人の全てには連絡がいき、パスワードが伝えられるはずだ。


(※この下は恐らく後から追加された部分です)

ブロガーの名前のリストを締め切った。

さらに良いニュースがある。来週まで待ってほしい。

私はこのブログでの連載において、多くの協力者たちの思いやりと見識にずっと励まされてきた。定期的にコメントをしてくれた人々の人間性や、お互い支えあって、ユーモアを交えつつ熱いながらも自制の効いた議論を続けようとするその姿勢に感銘を受けた。我々の指導者は君達から多くのものを学べることだろう。偉そうな言い方になるかもしれないが、勿論君達は私の後援者だ。今回の連載に手間をかけて関わってくれた君達一人一人に心から感謝している。来年のいつか…恐らくだが…我々皆がどこかで集まり、奇抜かつ壮大な「METHOD」の曲を一緒に聞く日が来るだろう。何があろうとショーは続く。いや、続けるべきだろうか?私たち皆がそのショーに登場するのだ。

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by yukie909 | 2006-02-18 16:49 | blog