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2006年 06月 01日
1 June 2006 / Who Rehearsals
[原文] 2006年6月1日の公式サイトの日記。
Who Rehearsals
The Whoのリハーサルがスタートしました。日記とともに画像と動画がアップされ、元気なRogerやサポートメンバーの姿を見ることができます。この夏のツアーではミニ・オペラやレア曲の披露なども予定されているようです。


今は昼の12:25、The Whoのリハーサルの初日だ。私は車で移動しているところで、その間にこれを書いている。

私はみじめな自分と向き合うことから始めている。疲労困憊だ。アルバムの曲を書き、レコーディングをしている間、私は2つの大きな困難が襲われていた。1つは私の親友であり、私の会社の責任者を務めてくれていたNick Godersonが1月から重い癌に冒されており、彼がいない間財務上の指示について自分で手配できるようにならなければいけなかったことだ。私はそういう仕事が得意ではない。我々は皆、彼がツアーの前に戻ってこられるように願っていたが、それは無理そうだ。彼が回復するまでにはまだ時間が必要となる。

彼は少しずつ良くなってきている。Nickは我々Eelpieのささやかなチーム内で深く愛されており、皆が彼を愛することしかできない自分達をとても無力に感じ、胸を痛めていた。きっとそれで充分なのだろうが、いつもそのように思える訳ではない。今や誰でも化学療法や放射線療法を受けたことのある人を知っているだろう。それがどのようなものか皆わかっているはずだ。我々は彼を心から応援しているが、今は何よりもゆっくり休んで回復してほしいと願っている。

もう1つのショッキングな出来事はMatt Kentの辞職だ。今回のツアーはかつてないほどインターネットに重点が置かれたもので、きちんと稼動するものを作る為にはMattの役割はとても重要なものだった。幸運なことに、回線容量を提供する企業であるStreamingTankの人々をはじめ、皆がこの計画を進める手助けをする為に私の元へ集まってくれた。

そういう訳で私は思ったより神経をすり減らした状態でリハーサルに入る。

夜の9:00になった。今はもうリハーサルを終え、自宅に戻ったところだ。全てとてもうまく進んだ。Zak、 Simon、Rabbit、Pinoは嵐さながらの激しさで演奏し、Rogerと私は精一杯彼等についていった。我々はTeenage Cancer TrustのチャリティとしてKnebworthで行われる最初の公演に向け、2004年のツアーでやったような古臭いライブをもっと良い形になるよう仕上げている。Knebworth公演は来週だ。その後はまたリハーサルに戻り、ミニ・オペラ(Zakはまだ曲を聞いたことすらない)と、もしかしたら「レア曲」を数曲練習しておき、夏の公演をより面白いものにするつもりだ。

Brian BeaverとHamish Mackintoshがウェブ・コンテンツ用素材集めという新しい役割を請け負ってくれた。Brianがビデオを撮影し、Hamishが写真を撮る。近いうちにもっと詳しく伝えられるだろう。


by yukie909 | 2006-06-01 14:51 | diary


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